こんにちは、エリモトです。
今回は任天堂Switch Proコントローラーのお話です。
皆さんの左スティックはお元気でしょうか?
私のProコンは購入から1年の保証期間中に2度修理にだし、使用歴は3年になるベテラン選手です。
2度の修理依頼の原因は今回同様「左スティックの不具合」です。
そんなベテラン選手のmyプロコンですが、保証期間がきれたあとも”ちょくちょく”左スティックに違和感を感じていたのですが、分解して掃除するというその場しのぎの方法で延命していました。
しかし、今回ばかりはもう限界…
症状としてはスプラトゥーンをプレイしたときにイカが前に進まず、たまに左にカクカク動く(もってかれる感覚)
前に進まない現象は、ステージによって酷い場合と気にならない場合があるのが謎
また、あつまれ動物の森をプレイしたときにはコントローラーをさわっていないときに「ゆっくり」左に動く
どちらの現象もマイケルジャクソンがみたら「アンビリバボー!」と言わざるをえないほどの超絶ムーブとなっておりました。
「新しいプロコン買うか…」
た、たかいよ!7,000円!却下!
そんな君に安いプロコンあるよ~!ゴリゴリの中華だよ!
信用できないんで却下!安物買いの銭失いになりかねん!コントローラーは純正品一択!
残る方法は任天堂にお金を払って修理にだすか、自分で修理するか!
どうせ任天堂の修理にだしてもすぐ再発(過去の経験上)するし、ダメもとで自分でやるか!
あいつを使って!
コンタクトスプレー!(接点復活剤)
不良の原因は白い粉?
故障の原因でよく言われるスティックの白い粉ですが、個人的にはあまり関係がないように感じます。
この白い粉をあまり発生させない方法として、スティックにグリスを塗布して使用していた経験や、エアーダスターでの掃除をしてきましたが同様に左スティックの不具合が発生しています。
なので今回は最終手段として、電気接点の接触不良を解消するコンタクトスプレーを使用することに決めました!
プロコンの分解方法
早速コンタクトスプレーを塗布するためにプロコンを分解していきます。
この時に精密ドライバーが必要になるので、もっていない方は100円ショップなどでセットになったものを購入することをお勧めします。
ネジは全部で11か所あります。
まずはグリップを固定している2本のネジ(長い黒色)を外し、グリップを抜きます。
次に4本のネジ(銀色)を外し背面のカバーを開け、バッテリーを取り外します。※この時点で必ずバッテリーは外してください。
最後に5本のネジ(短い黒色)を外し前面のカバーを開け、スティックのゴム部分を外します。※左スティック下に白いフラットケーブルがあるので外れないよう気をつけて行ってください。
フラットケーブルは接続した状態のまま作業します。
頻繁に掃除していたので内部は綺麗でした
初めて分解する方など、コントローラー内部のホコリが気になる方はエアーダスターなどを使用しクリーニングを行ってください。
コンタクトスプレーの塗布
今回使用するコンタクトスプレー(接点復活剤)はゴムやプラスチックにかかっても安心な物ですが、ケーブルなど極力関係のないところにはかけたくないので、ティッシュとラップを使用してスティック回りを保護してから塗布します。
原因の箇所がわからないので、スティック部分全体(緑色のパーツ含む)にスプレーしていきます。
塗布後ティッシュとラップを外します。
少し基板にスプレーがかかっていましたが、気になる方は綿棒などで優しく取り除いてください。
スティックのゴムの部分を取り付け、コンタクトスプレーを馴染ませるようにスティックを数回グリグリ。
今回は問題がある左スティックのみ施しました。
この状態のまま1時間程放置し、乾かしてから分解の逆の手順で組み立てていきます。
結果
恐る恐るスプラトゥーン2を起動しプレイしてみた結果
完璧に直っていました!!!!!
むしろ新品をこえる勢いでイカ状態でも生き生き前に泳げます。
止まることや左にガクンともっていかれることもなく満足のいく結果になりました!
コンタクトスプレー、いやKURE(呉工業)ありがとう!
まとめ
時間をおいてから、スプラトゥーン2の違うステージとあつ森でもテストしてみましたが問題なく動作しています。
また不具合などが発生した場合は、経過報告をこちらの記事で更新していきたいと思います。
保証期間もきれてしまい同じ状況の方は、Proコントローラーの新品をポチる前に是非お試しいただければと思い記事にしました。
あくまでも分解、修理は自己責任になりますのでご注意ください。